自動的にスタックリフトやスタックドロップをするようになっているので、操作の多い計算のときにも、他社の電卓のようにカッコを入力したり、中間結果を紙やメモリに保存する必要はありません。
実際にはどんな複雑な計算でも、4個のスタックレジスタだけで計算できるとは限りません。中間結果を計算のたびに数値を記録レジスタにストアしなくても済むようにするには、紙と鉛筆で筆算するときのように、カッコの内側から計算を始めて、順々にその外側を解くとよいでしょう。その方が少ないレジスタで計算できます。
HP12cPlatinum 金融電卓 日本語ユーザーズガイドより引用