日銀の制度変更一覧下記の掲載分

                             2025 年 1 月 24 日日 本 銀 行

「補完当座預金制度基本要領」の一部改正について

日本銀行は、令和7年1月23・24日の政策委員会・金融政策決定会合において、金融市場調節方針の変更に伴い、「補完当座預金制度基本要領」(平成28年1月29日決定)を別紙のとおり一部改正することを決定しましたので、お知らせします。

以  上

<本件照会先>

企 画 局  土川・森島(03-3277-2877)

別紙

「補完当座預金制度基本要領」中一部改正

○ 4.を横線のとおり改める。

4.適用利率

0.250.5%とする。

(附則)

この一部改正は、令和7年1月27日から実施する。

日銀ホームページ より「制度変更一覧の中の2025年1月24日」掲載分」を引用。

これからは私のコメントです。

 「この補完当座預金制度の一部改正について、金融界、マスコミ、政治家など日本の知識人と思しき面々は全く批判どころか、批評もしない有様です。これは全くをもって日本経済先行き不安を感じずにはいられない。我が高橋洋一先生が堂々と批判を浴びせただけなのです。親としての日銀が、子としての銀行を甘やかして育てていいものでしょうか?」

 「日銀は、子としての銀行を甘やかし、政府の子会社としての役割を果たさず、国民経済のために必要なお金を勝手に奪うことを行いました。みんなで、この非常識を訴えなければなりません!」

将来を見通すことで現在を考える!

私は、ライフプランの作成支援をしていますが、上記の表題は、家計として実現させるライフプランの中心的役割を担っていると考えています。

また、『夢を見るからこそ現実を直視せよ!』とも言われます。現実の世の中を眺めてみますと、呆れたことが、世の常識がごとく言われ続けてきました。現在の国会の討論の場でも、ある野党党首が、平然と「国債は、将来世代のつけになるものだから、絶対に増やすべきではない。」などと言い放っています。それを報道するマスコミもその発言は間違っているとは全く言いません。国債というものが、金融経済の中でいかに重要な役割を果たしているかを理解していません。世界の中で非常識な金融環境に侵されていることを、まだ認めようとしていないことの現われです。日銀も『金利の引き上げ』という国民のための政策というより、金融機関を向いたあるまじき行為を決定しました。これは、過去の過ちの繰り返しをおこないました。30年前と全く変わっていないことの証明でもあります。

さあ、皆さん。これに私たちはどう対処したら良いのでしょうか? 『パーソナルファイナンス』という言葉を唱えられた亡き加藤寛先生のことを思い出しましょう!『個人が、独立の気力をもって生計を律し、国難に立ち向かう。』そのために必要なのが、FPとしての仕事なのだと、自負しております。