私は、ライフプランの作成支援をしていますが、上記の表題は、家計として実現させるライフプランの中心的役割を担っていると考えています。
また、『夢を見るからこそ現実を直視せよ!』とも言われます。現実の世の中を眺めてみますと、呆れたことが、世の常識がごとく言われ続けてきました。現在の国会の討論の場でも、ある野党党首が、平然と「国債は、将来世代のつけになるものだから、絶対に増やすべきではない。」などと言い放っています。それを報道するマスコミもその発言は間違っているとは全く言いません。国債というものが、金融経済の中でいかに重要な役割を果たしているかを理解していません。世界の中で非常識な金融環境に侵されていることを、まだ認めようとしていないことの現われです。日銀も『金利の引き上げ』という国民のための政策というより、金融機関を向いたあるまじき行為を決定しました。これは、過去の過ちの繰り返しをおこないました。30年前と全く変わっていないことの証明でもあります。
さあ、皆さん。これに私たちはどう対処したら良いのでしょうか? 『パーソナルファイナンス』という言葉を唱えられた亡き加藤寛先生のことを思い出しましょう!『個人が、独立の気力をもって生計を律し、国難に立ち向かう。』そのために必要なのが、FPとしての仕事なのだと、自負しております。