今私が読んでいる本の最後の一節を紹介します。
「「不安」もあるが、「期待」もある──それが二〇二〇年代の幕開けと言っていいだろう。政治、経済、社会、ビジネス、その他あらゆる分野で、これから日本が日一日と積み重ねていく努力や挑戦は、一〇年後、二〇年後、さらにその先の時代から振り返ったとき、いったいどう評価されるだろうか。 未来に生きる人たちは、川を上って〝過去の経緯〟を調べに来る。 他国に住む人たちは、海を渡って〝海外の事例〟を探りに来る。 今を生きる私たちは、これからの世界で必要とされる〝普遍的真理〟への手がかりにならなければならないのだ。」
(『ファクトに基づき、普遍を見出す 世界の正しい捉え方』(高橋 洋一 著)より)