もう一度、2016年に読んだ『経済数学の直観的方法(確率・統計編)』を読み直してみよう!
「確率・統計」を根本的に学び直すには上記の理論は絶好の題材で、恐らく文系理系を通じてこれ以上のものはないように思われると記載されています。長沼先生のこのご本は3年前に紹介させていただいたのですが、読み返すことによって今回、「気づき」があったので書かせていただきます。
ご本を読んでいただきますと分かりますが、結論は「利益は時間tに比例して拡大」ということなのです。このことは「常識」でしょうか、「非常識」でしょうか?
前回も書いたように、筆者は金融の話よりもっと大きな視点で、広い教養の話題として捉えるブラック・ショールズ理論の必要性を叫ばれています。私も感銘を得けたのですが、具体的にそれを実証する術はあるのでしょうか?
私の「気づき」というのは、このご本が出版された時期と呼応するするように、増田丞美氏の主催される「OCFC」という「オプション・キャッシュフロー・クラブ」に入会したのですが、この二つの事柄は全く関係がありませんでした。しかし、長沼先生が言っていることと増田氏が実践していることが日が経つにしたがって増々シンクロナイズドしていくように思うようになったのです。
誤解なさらないでほしいのですが、残念ながら私の成果は上がっていません。悪しからず。