本書は一般社団法人 電気学会が発行したものです。
今日、明治維新150年記念事業 特別企画展 「志田林三郎」
~幕末維新を駆け未来を予見した若き電気工学者~
が多久市郷土資料館で開催されたので、義兄と一緒に見に行った。兄は多久出身なので、以前から「志田林三郎」という天才がいたということは知っていたのだが深くはしらず、日本で最初の工学博士ということぐらいだったとのこと。
この日は、国立科学博物館のグループ長 前島 正裕氏の講演会も聞くことが出来た。
私が驚いたことは1856年2月1日に生まれた(饅頭屋の息子らしい)人物が1880年にはその当時の世界では随一のグラスゴー大学に留学し、物理学の権威でもあるケルビン卿から学び、才能を絶賛されたらしい。彼の名前はあまり知らなかったが、エジソンは誰でも知っている人だと思うが、電球の発明の彼がケルビン卿を崇拝していたらしい。何とすごいことだろうか!
1892年1月に36歳の若さで亡くなっている。