マネーとは何か?

この問題は私のFP事務所の永遠のテーマだと思っています。ここで2冊の本をご紹介したいと思う。一つは『貨幣進化論』というものだ。これは3年ほど前に、私の名前を一字だけ替えた岩村充先生の記されたもので親近感があって手にしたものである。早稲田大学大学院商学研究科教授で、野口悠紀雄先生とともに「ビットコイン」などの話題にはマスコミにコメントを求められるその分野では著名な方なのだが、その当時からマネーの歴史に関心があり十分に参考になったことを覚えている。

もう一つは数日前に読んだ本で『21世紀の貨幣論』である。これを読むきっかけを与えてくれた方は増田丞美氏である。8年ほど前から「オプション」を勉強させていただいてる先生なのだが、「マネーの本質」を議論するとしたら圧倒的に後者のものが面白い。否、私たちは「マネーの常識と非常識」を考えるのであれば断然、後者を参考にしなければならないと思う。日本のおかれた金融、経済環境はこの見方がますます重要になってきていると思う。私はここにFPの立つ位置があると考えます。