記憶レジスタを使う

当座預金勘定の計算をやってみましょう。

はじめに残高をレジスタにストアしておき、小切手を切ったとき、そのたびにレジスタとの直接四則演算をすればよいわけです。こうすれば操作が非常に簡単です。

キー操作       ディスプレイ

58.33【STO】0    58.33   はじめの残高をレジスタR0にストア。

22.95【STO】【ー】0    22.95  1枚目の小切手の金額をR0から引く。

この計算をしても表示している数値は

変わらないが、新しい答えがR0にストアされ

ている。

13.7【STO】【ー】0     13.70       2枚目の小切手の金額を引く。

10.14【STO】【ー】0  10.14           3枚目の小切手の金額を引く。

1053【STO】【+】0   1053.00  入金額を足す。

【RCL 】0                         1064.54       預金残高を見るためにR0の数値をリコール。

※【 】はキー表示です

※HP12C金融電卓 ユーザーズガイド参照

 

ここでのポイントは【STO】と【RCL 】というキーを使って計算を簡単にすることです。一般の電卓にはない『記憶レジスタ』を活用することによって定数計算ができます。