金利計算とcash flow diagram

どんな金利計算でも基本的事項をキャッシュフロー図(cash flow diagram)に描くことで把握するようにします。こうすると、時間の経過と現金の流れを図示することによってHP12cのキーとを対応させることが可能になります。

キャッシュフロー図は、まず横線(時間線:time lineと呼びます)を書きます。これは金融計算の全期間を表現するもので、複利の計算期間ごとに区切ります。たとえば6ヶ月間の月複利の場合は次の図のように描きます。

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入出金は縦の矢印で表します。入金ならその時点で時間線から上向きに矢印(↑)を、逆に出金ならその時点で時間線から下向きに矢印(↓)を付けます。

キャッシュフロー図の中には、少なくともひとつの両方向の矢印があるはずです。キャッシュフロー図には受取利息は記入しませんので注意してください。

キャッシュフロー図に記入した数値は、電卓の上列の左端にある5個のキーに対応します。

以上はHP12cのユーザーガイドを参照